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拳昇会

TEL:090-3946-2036
少林寺流空手道
★拳昇会は錬心舘で学んだ組手技術を継承します
なぜ錬心舘の組手は美しいのだろうか。
少林寺流錬心舘空手道全国大会の組手試合を観戦すると、まず第一に礼儀正しい佇まいから試合の世界に入っていく。
正座をして、落ち着いて防具を着用する。勝敗うんぬんよりも、繰り広げられる手技、足技の豪快さに感動する。
一見華奢な体ながら(ひいき目と言われるかもしれないが、錬心舘拳士はたいがい紳士然とした風貌)、大胆華麗な大技でキメる姿は圧巻である。おそらくは選手が繰り出す秘技に潜む高い精神性(勇気、決断力、集中力、先見力等)が見る者を魅了するからだろう。
では、なぜ高い精神性が技にこめられるのか。
それはひとえに、ご宗家の「錬心舘の長い歴史の中で稽古、試合において一度も事故がなかった」というお言葉からも伺えるように、創始宗家が打ち出した『人命尊重を最大の柱とし、試合は高校生以上で防具を着用して行う。骨格や筋肉が発育途上の小・中学生には組手試合はさせない。』『型と組手は両輪である。型をおろそかにしては武道とはいえない。型は自分との戦いでもあり、人間形成に大きく生きている。組手だけに偏ると、その命は夏の蝉のようにはかない』という一貫して揺るぎない錬心舘理念が創立以来脈々と生き続けているおかげだと思う。

